花快銘奈々

le・さんざ・プリュ

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昨日は1日休みを取って、1ヶ月程前に友人の真輝恵ちゃんが長野の佐久市にある予約の取りにくい店で評判の、le・さんざ・プリュに予約を入れてくれていたので、僕の運転で長野まで行って来ました。何も知識がないまま伺ったので、てっきり店は別荘地の中にあるよくある雰囲気の店だと思って行ってみたらビックリ!佐久インターを下りて途中まではカーナビ君が順調に誘導してくれたんだけれども、途中から彼(?)もチンプンカンプン。全く辿り着かないので、真輝恵ちゃんに店に電話をして頂いて、電話でお店の方に店までの行き方を説明してもらう事に。電話に出られた店の方(この時点では女将さんだった事は知らなかった)も、「家はカーナビでも来れない所に有るんですよ」って言ってしまう程の場所に期待大。何とか電話での誘導で辿り着いた店は、田んぼと畑のど真ん中に立つ古民家を改造した一軒家。「電車で来るお客様はど〜していらっしゃるんだろ〜」って、思ってしまう程の田舎(失礼)。とてももの静かで感じの良い女将さんに案内されて入った店内には3つのテーブルがあるだけ。何もかも想像を絶する店に2人してちょっとの間狐に摘まれた状態に陥る。気持ちが落ち着いた所で店内を見渡すと、お店は若い御夫婦お2人で切り盛りをされていて、奥様がホールで旦那様が厨房を担当。真輝恵ちゃんが電話で予約を入れて頂いた時に、オマカセ(メニューにはカタカナで書いてあった)コース5,500円を前もって注文。オマカセコース料理を頂く前に僕はノンアルコール・ビールを注文。因に予約の際に料理内容、アレルギーや苦手な食材についての相談も出来るそうです。あと、夜の営業は1日一組の予約しか受けないそうです。

さて、待望のお料理は何が出て来るのか全く想像が出来ないまま、↓の料理が運ばれて来た。先ずは透明なのにトマトスープ。このスープは以前母が作った事が有るんだけれども、透明なのにトマトスープなんですよ。不思議なスープの後はお野菜の前菜。それから鮎と雑穀米のリゾット、数種類のトマトのサラダ、野菜のお寿司、ヤマメのグリル、豚肉のロースト、そしてデザートは桃のコンポートと自家製プリン。飲み物は摘みたてハーブティー。ハーブティーに入っていたステビアと言うハーブを始めて頂いたんですが、お茶にする前に生の葉っぱで味見をさせて頂いてビックリ!「甘い!」葉っぱなのに甘いんです!ミントもレモングラスも新鮮。あんなにも美味しいハーブティーを頂いたのは生まれて初めて。あまりにも美味しかったので、ポットに残ったハーブを頂いて来ちゃいました。とにかく運ばれて来る全ての料理の説明に2人してうなずくばかり。その説明の中には、必ず生産者の方の名前も出て来るんですよ。ちょっと遠かったけれども、またいつか伺う事間違いなしの、とてもとても素敵なお店でした。
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武田君がいなくなってから忙しい毎日を送っていたから、安らぎました。真輝恵ちゃんに、ル・さんざ・プリュのお料理に、そして御夫婦お2人に心から感謝。素敵な休日を頂きました。

by hanakai7 | 2012-08-22 15:03